昇降式デスクの選び方(お子様がいる家庭にも必見)

天板の高さが可動式のため、様々な用途に合わせて使い分けることができる昇降式デスク。固定式タイプよりも融通が効きますが、その点選ぶポイントも多くなることから注意が必要です。

昇降デスクとは

デスクには、天板の高さが固定タイプと高さが調整できるタイプがあります。後者を昇降デスクと呼びます。

昇降デスクのメリット/デメリット

メリット

メリットとして、3点あります。

① 天板の高さを調整できるため、様々な用途に合わせた使用が可能となります。座った姿勢での作業から立った姿勢での作業まで対応可能となり、自分の体格に合わせた微調整も可能となります。

② 座りすぎに於いては、ある一定のリスクが確認されています(参照:厚生労働省)。座っての作業から立っての作業へ、同じデスク上で切り替えることが可能となり、体への負担軽減に繋げることもできます。

③ 小さなお子様がいる家庭に於いてもメリットがあります。つかまり立ちをするようになると自分から好きな場所に行き、興味があるものを暇なく触れてしまい、重要な書類や電気機器などの置き場所に困ったことはないでしょうか。作業や勉強を終わった後に昇降デスクを一番高い位置に固定しておけば、調整ボタンを含めデスク上のものに手が届かなくなります。都度片付けをする手間が省け、作業を再開する場合もデスクを下げるだけでOKです。注意点としては、電動式の場合、電源ケーブルを手が届かないように配慮する必要があることでしょうか。

デメリット

デメリットとして、2点あります。

① 通常の固定式と比較して値段が高くなることです。機能が追加されている分、それ相応に全体的に値段も上がってしまいます。固定式デスクでは、10,000円以下の範囲でも種類が多く、引き出し等の収納スペースのオプションの有無も選択に入れることができます。それに対して昇降式の場合、20,000~30,000円が中心となり、収納スペースも限られてしまいます。

② 組み立てに時間を要することです。特にネット通販などで新品で購入し、配送してもらう場合、自分で組み立てが必要となりますが、大きなデスクであれば2時間以上必要となるケースもあります。又、組み立てに必要な工具も揃えておく必要がある場合があり、購入前に事前に確認が必要となります。

使用上の注意点

又、注意点として、以下の3つを事前に把握しておきましょう。

① 可変高さの調整範囲の確認をしましょう。最低高さが700mm以上の場合、天板の高さが高いため、体に合わない可能性があります。又、併せて使用しようと考えている椅子との相性も確認するようにしましょう。

② 昇降時に障害物を検知するセンサーを内蔵しているタイプもあります。より安全でのご使用を考えている場合は、購入時に併せて検討するようにしましょう。

③ 実際に使用する際の注意点として、昇降前と後でデスク位置がズレる可能性があります。そのズレに気付かずに昇降させた場合、障害物と干渉しデスクの破損等にも繋がってしまうため、注意が必要です。

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