2023-2024年シーズンでJSBA バッジテスト1級を取得しました。資格に挑戦する中で、思ったことや感じたことを記載しています。これから挑戦する方にとって参考になればと思います。
取得しようと思った背景
北陸の大学に進学したことをきっかけにスノーボードをやり始めて約20年が経ちます。最初は、グラトリを中心にコース脇の壁やコブなどを自己流で滑っていました。訪れたスキー場は、岐阜や長野県を中心に南はハチ北高原、北は北海道まで毎年のように滑りに行って楽しんでいました。気付けば30代となり子供も2人授かることができました。その中で、子供にもスノーボードの楽しさを分かってほしいと思い一緒にスキー場に行きました。しかし、いざ教えようと思った時に、どうやって技術的な部分を教えればよいのか正直分からず。。私自身、見様見真似でやってきたこともあり、教えようと思っていることが合っているのかさえ分かりませんでした。困った先に行き着いた方法が、「よし!自信を持って教えることができるに公認の資格を取得しよう!」です(笑)。
バッジテストとは
バッジテストとは、1級~5級までのレベルごとにスノーボード滑走のレベルチェックをする技術認定テストです。
1級に合格するとインストラクターの受験資格が得られます。
また、2級~5級のどの級からでも受けられますが、2級以上はJSBA会員登録が必要です。会員登録は1年中受け付けています。
なお、バッジテストは公認・認定スノーボードスクールで行われています。
それぞれのスノーボードスクールによって日程が違うので、事前に電話やホームページで確認しておきましょう。
※参照:JSBA教育本部
実際にバッジテストを受けてみて
バッジテスト2級
インストラクターの技術的な登竜門であるバッジテスト1級に向け、先ずは2級取得を目指しました。2022-2023年シーズンにスクールに初めて入り、自分の滑りを評価してもらいました。自分の中では、ある程度滑ってきた経験があり、「良く滑れているね」と評価がもらえるものかなと思っていましたが、そんなに甘くはなかったです。。シュートターン、ロングターン、フリーランのどれを取ってもカービングができておらず、力の入れ方や姿勢をいちから学びなおす必要がありました。
数回スクールに入り教えてもらいながら思ったことは、先生によって教え方が大きく違い、自分に合っている/合っていないがはっきりと分かれることです。最終的なゴールは同じでも、教え方ひとつで成長スピードも大きく変わるのかなと感じました。
そこで私は、自分に合っている教え方をベースに練習を重ね、再度スクールに入り、先生からアドバイスをもらうことを繰り返し行いました。身近にインストラクターやバッジテストの資格所有者がいる人は、直接その方から教えてもらった方が経済的ですね。スクールやレッスン時間にもよりますが、90から120分コースで5,000円前後必要となりますので。
幸い同シーズン中に2級を無事に取得することができました!
バッジテスト1級
1級は2級と違いインストラクターへの技術的な試験ということもあって、より高い精度のカーブや滑走のスピードが求められます。その中で、重心の置き方や上下運動もタイミングよくスムーズにできているかなども見られます。
同じスクールに入っていた人から聞いた話ですが、2級まではたくさんの人に資格取得の楽しさを分かってもらうために、少し優しい判定になっているのだとか。
2級と同じレッスン内検定を受けましたが、1回目は撃沈。。
その後も練習を重ね、3月としては珍しく雪が多く降った週に2回目を受けることにしました。ゲレンデのコンディションが良かったことも決断の一つですが、この週を逃すと今期の受験はスケジュール的にも難しいと思っていました。
結果は、見事合格!最悪来シーズンまで持ち越しかと思っていたので、安堵したのを覚えています。
今後について
座学の知識向上を目指し、次はC級公認インストラクター取得を目指していきます!
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